熊本大学文書館・<水俣病>研究プロジェクト (HOME)




   <水俣病>事件の発生・拡大は防止できた   


有馬澄雄 ・ 内田 信 [著]

 水俣病研究会= (2022年)
弦書房 定価 2000円+税 A5版 220ページ
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 チッソ水俣工場技術部は、1961年には
<水俣病>の原因物質が
<メチル水銀>であることをつきとめていた
- - - (本書から)


Ⅰ チッソ社内研究と細川一   - ネコ400号実験まで、そしてその後 -
                    有馬澄雄


   第1章 アセトアルデヒド合成と触媒水銀の有機化
   第2章 <奇病>の発生確認と汚染源内研究の発足
   第3章 実験台帳を手掛かりに社内研究の実態を探る
   第4章 社内レポートの分析
   第5章 社内研究とチッソ幹部の対応

Ⅱ 水俣病発生予防・労働者の水銀中毒防止のための環境化学的研究
                     内田 信


   第1章 アセトアルデヒドCH3CHOの工業的製法の変遷
   第2章 液相法によるアセトアルデヒド生産によって生じる有害物は、
       どの程度、認識されていたか
   第3章 水俣病発見(1956年)以前に起きたアルキル水銀および
       有機水銀中毒事故の歴史
   第4章 これまでの要約とその環境化学的考察

 
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